日本ウイグル連盟はウイグル人の人権改善のために中国当局に圧力をかけることを要望します。

2016年12月10日

連絡先:日本ウイグル連盟
info@uyghurjapan.org
080−4196−8973

日本ウイグル連盟は、2016年人権の日に合わせ、国連の呼びかけに応じて、ウイグル人に関心をもつ個人および組織に対し、ウイグル人の人権状況に懸念を表明して頂けるよう呼びかけます。

2016年はウイグル人にとって基本的人権が相変わらず深刻に侵害される一年になりました。東トルキスタン(所謂”新疆ウイグル自治区”)におけるウイグル人は、宗教的な自由が著しく侵害され、宗教的な理由で大勢が逮捕され、投獄され、日常的な制限を受けて暮らしています。イスラム教の断食ーラマダンにおいては、中国当局はあらゆる妨害をしてきています。更に、今年中国当局は、在学中の子供たちに家庭における宗教活動を告発するように奨励する規則を発表しています。

ウイグル人の移動の自由も中国当局に奪われています。東トルキスタンの各地で、ウイグル人は村から村へ、町から町へ、都会から都会への移動の際に数々の制限を受けています。旅に出るときは、住んでいる村の許可、管轄の警察交番からの許可、所々に設置されている検察所の検査等々を受けなければなりません。これはウイグル人の日常生活から経済活動まで影響しています。更に、中国はウイグル人の海外渡航を制限する為に、すべてのウイグル人のパスポートを回収しました。この措置により、ウイグル人の国際貿易、海外留学などに多大な障害を受けています。海外の大学や研究機関で留学しているウイグル人の若者が、留学を継続出来ず、大きな損害を受けています。

中国の圧政を逃れる為に、多くのウイグル人が国外に亡命しています。いま、タイに亡命して来たウイグル人70人あまりがタイの刑務所で拘束されています。彼らはいつでも中国に強制送還される危険に晒されています。中国政府は今までタイ、マレーシア等東南アジアの国々に、多くのウイグル人の強制送還をさせてきました。中国に一旦強制送還された人々は、死刑にされたり、拷問を受けたりするおそれがあります。

中国当局は、中国の憲法や民族区域自治法に基づき、ウイグル人に基本的な権利の実施をするよう要求していた、ウイグル人学者イリハム・トフティ准教授を無期懲役に処しています。イリハム・トフティ准教授は2014年9月14日国家分裂煽動罪で有罪判決を受け、終身刑が宣告されています。日本ウイグル連盟は、国際社会に対し、イリハム・トフティ准教授の無条件釈放を中国当局に求めるよう呼びかけます。

日本ウイグル連盟は世界ウイグル会議並びにウイグル民族指導者ラビヤ・カディール女史の指導の下で、ウイグル問題に対する民主的解決に全力を尽くし、日本をベースとしてアジア地域でウイグル人の基本的人権状況の改善を訴え、ウイグル人に関心を持っている個人や組織に中国当局の人権弾圧政策に対してノーと言い、圧力をかけることを呼びかけます。
多くの方々や組織が、ウイグル人に代わって声を上げて下さる様、お願いします。ウイグル人の良心の囚人のための手紙を書いて、中国当局や、各大使館や領事館に出して下さい。支援している国会議員、地方議会議員に電話して、中国を非難する国会、地方議会決議案を提案するように働きかけて下さい。各種ソーシャルメディアで我々が提供する情報を共有し、拡散して下さい。日本ウイグル連盟の活動を人的に、経済的にサポートして下さい。