「世界ウイグル会議」代表 国際社会の支援訴え
NHK NEWS WEB 5月25日 22時02分


中国国外に住むウイグルの人たちの組織の代表が25日、都内で記者会見し、「中国では宗教活動などに対する厳しい統制が敷かれており、外国に逃れたウイグルの人たちは1万人に上っている」として、国際社会の支援を訴えました。

中国国外に住むウイグルの人たちの組織「世界ウイグル会議」の代表でアメリカに亡命しているラビア・カーディル氏が25日、都内の日本外国特派員協会で記者会見しました。この中でラビア代表は、中国の新疆ウイグル自治区の現状について、「習近平指導部になってから、宗教活動などに対しより厳しい統制が敷かれるようになっている。特に去年12月の『反テロ法』の成立後、政府の民族政策に反発しただけで『テロリスト』だとして多くの人が拘束された」と述べました。
そして、そうした状況から逃れるためタイやマレーシアなどを経由してトルコに脱出する動きが広がっているとして、その数については「1万人に上っている」としています。
そのうえで、「ウイグルの人たちの問題を難民問題として取り上げてほしい」と述べ、26日から開かれるG7伊勢志摩サミットで難民問題の一つとして話し合うなど、国際社会に支援を訴えました。
一方、中国政府はラビア代表について分裂主義者だと強く批判しており、新疆ウイグル自治区の高官は「彼女は実質的には西側の国々の手先になっている」と話しています。


http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160525/k10010535061000.html